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【口コミ・評判】猫用ビューティープロを辛口評価!

投稿日:2017年6月1日 更新日:

【口コミ・評判】猫用ビューティープロを辛口評価!

猫の毛艶は栄養バランスが大きく影響するため、健康のバロメーターにもなります。

そんな毛並みの美しさと健康維持に注目してつくられたのが「ビューティープロ」です。

獣医師監修のもと開発されたということもあり、栄養価や安全性が高いようなイメージが強いですが、実際のところはどうなのでしょうか?

原材料や栄養成分など様々な面から「ビューティープロ」をじっくり検証していきたいと思います。

ビューティープロの評価

ビューティープロの評価はCランクです。

  • 穀類メインの原材料
  • コラーゲンの効果や品質に疑問点
  • 保証成分値にも不安あり
  • 低マグネシウムで猫下部尿路疾患対策

フードの特徴をまとめつつ、評価付けのポイントについて順を追って説明していきます。

ビューティープロの特徴

製造販売元は、ペットフード業界では老舗の「日本ペットフード株式会社」です。

「ビタワン」や「ミオ」なども手掛ける大手メーカーです。静岡にペットフード専用の工場を設け、製造から品質管理まで自社で一貫して行っています。

一番の特徴は、1kgあたり3000mgが配合されているコラーゲンです。

動物性由来のものよりアレルギーが発症しにくいマリンコラーゲンを採用して、被毛のキューティクルを整えるのが狙いです。

ラインナップも12種類と幅広く、年齢別に加えて、肥満や猫下部尿路疾患にも対応しています。

原材料と保証成分値から品質チェック

「低脂肪1歳から チキン味」を例に挙げて、原材料と保証成分値を詳しく見てみましょう。

穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(牛肉粉、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(植物性油脂、動物性油脂、 γ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュパウダー、マリンコラーゲン)、オリゴ糖、L-カルニチン、GABA、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、酵母細胞壁(食物繊維源)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、ヒアルロン酸

引用元:ビューティープロ公式サイト

たんぱく質35.0%以上、脂質8.1%以上、粗繊維5.5%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、カルシウム0.9%以上、リン0.7%以上、マグネシウム 標準値0.09%、リノール酸1.0%以上、ビタミンA 550IU/100g以上、ビタミンE 40.0IU/100g以上、ビタミンB1 0.6mg/100g以上、ビタミンB2 0.5mg/100g以上、ビタミンB6 0.5mg/100g以上

引用元:ビューティープロ公式サイト

穀類が多いと消化不良になりやすい

ビューティープロには穀類が多く使用されています。

フードの形状をつくりやすくするためとも言われていますが、穀類が用いられる一番の理由はフードの量をかさ増しするためです。

肉や魚を使うよりも大幅にコストを下げることができるので、使われることが多い食材です。

猫の体のつくりは、穀類に含まれる糖質の代謝に不向きです。消化不良だけでなく、すい臓に負担をかけることにも繋がります。

消化できずに体内に蓄積することで、穀物アレルギーを起こしやすくなります。さらに糖質の摂り過ぎは、肥満や糖尿病のリスクも高めます。

また「トウモロコシ」や「コーングルテンミール」に含まれるセルロースは、水を吸収すると倍以上に膨らむ不溶性食物繊維です。

毛玉排出に効果的ですが、過剰に摂取すると便秘の原因となります。体質によっては便秘を悪化させる可能性があります。

コラーゲンの効果は不透明?

コラーゲンは皮膚や骨を構成する、たんぱく質の一種です。

一部はアミノ酸として、残りの大部分はアミノ酸が結合したペプチドの状態で吸収されるため、経口による効果はないと言われていました。

ところが最近の研究によって、ペプチドが細胞を活性化させ、コラーゲン生成を促す働きがあるのではないか、と考えられています。

しかし医学的な立証には至っておらず、効果に対して疑問視する声が多いのも事実です。

また、ひとくちにマリンコラーゲンと言っても、抽出方法によって得られる効果に違いが生じます。

安価なコラーゲンは化学溶剤で分解しているケースが一般的で、細胞同士を繋ぐために必要な繊維も分解されています。

そのため、効果が期待できないコラーゲンが使用されている可能性もあります。

数値だけでなく中身も重要「たんぱく質35%」

ペットフードに関するガイドラインを設定している機関・AAFCOによると、猫が1日に必要なたんぱく質の量は26%と定めています。

数値だけ見ると基準をクリアしていますが、注目すべきはたんぱく質の種類です。

原材料から見て、植物性たんぱく質が主要であることは明白です。

しかし肉食動物である猫の消化管は、植物性よりも動物性の方が効率的に消化吸収できます。

その上、動物性は猫の必須アミノ酸のバランスが優れているのに対し、植物性は不足しているものもあります。

ちなみにトウモロコシの場合、リジンとトリプトファンが足りません。

また動物性たんぱく質の品質は、原材料によって左右されることも覚えておきましょう。

肉類や油脂類に関しても、どこの部位が含まれるのか、何由来かなど、不明点が多く曖昧な表記になっています。

栄養成分の保証はされていても、その質までは保証されていないのです。

ミネラル調整でFLUTD対策

猫下部尿路疾患に配慮しているだけあって、マグネシウムの標準値は0.09%と低く設定されています。

「猫下部尿路の健康維持」シリーズは、0.07%とさらに低くなっています。

リンとカルシウムも数値を下げつつ、1:1.3と理想的な比率になっています。

猫にとってミネラルは大切です。

過剰摂取になりやすい栄養素ではありますが、ただ量を減らしただけでは弊害が起きやすくなります。

適度な量を守ることはもちろん、バランスよく摂ることで健康な体をつくることができます。

尿路疾患のケアができるという点は、このフードのメリット面と言えるでしょう。

ビューティープロの評判

実際にビューティープロを試した飼い主たちからは、どのような口コミがあるのでしょうか。

尿路結石に配慮した低マグネシウム系では値段も手頃で食いつきも良かった。

引用元:アマゾン公式

国産、無着色、低脂肪、安心してあたえられます
この手の中で一番美味しそうに食べます

引用元:アマゾン公式

我が家の猫は4匹とも大好きです。最近はずっとこれですが飽きずに食べています。
ただこれだけあげていると少し便秘気味になりますが。
おしっこは今のところ大丈夫です。

引用元:楽天市場

良かった点
・体毛に艶が出た
・小粒で薄くなり食べやすそう
・獣医師監修と表記され安心感UP

個人的に気になった点
・口臭が酷くなった
・フード自体の匂いがきつくなった
・抜け毛が増えた

引用元:アマゾン公式

5匹いるニャンコみんながあまり食べてくれません。吐く仔もいます。だめだこりゃ!

引用元:楽天市場

個体差はあるようですが、食い付きに関して評価の高い口コミを多く見かけました。

嗜好性の高さ以外では、尿路疾患に対応している点や、国産であること、着色料無添加であることなど、安心感をメリット面として挙げる人も多い印象です。

とくに低マグネシウムにつくられたフードは高価な療法食が多いため、手に入れやすい価格というのもポイントとなっているようです。

とは言え、便秘や口臭、嘔吐などの気になるワードも散見されました。

トウモロコシの食物繊維は、体質によって便秘を悪化させる可能性があることは先述していますが、穀類が腸内環境を乱していることが原因として予測できます。

消化しにくいものが主原料として使われているのですから、猫の体に良い筈がありません。アレルギー発症のリスクを持っている猫には与えないようにしましょう。

ところで話は変わりますが・・・

激安キャットフードは危ない!

インターネット上では、キャットフードが非常に安く出回っています。

ビューティープロも例外ではありません。食い付きや安心感に定評がありながらも、安価な値段で販売されています。

「低脂肪1歳から チキン味」で具体例を出すと、1.5kgのもので平均1021円(税抜)となっています(2017年6月現在の楽天市場より算出)。

1kgあたりの価格は681円と、激安品であることが分かります。

ちなみに穀物不使用で有名なカナガンは1.5kgで3960円(税抜)ですので、1kgあたりの2640円(税抜)です。

kg単価で1959円の差があり、同じ金額でビューティープロを約3倍購入できます。

激安キャットフードの理由

ここまで価格を抑えられている理由として、やはり穀類を主原料にしていることが考えられます。

新鮮な肉や魚を多く使えば使うほど、値段もその分高額になるのは当然のことです。

そして激安品として売られているフードは、いずれも穀類がたくさん使われているという共通点があります。

粗悪な材料が使われている確率も高いでしょうし、質の低さを誤魔化すために添加物も大量に使用しています。

ペットフードには、材料レベルで添加したものについて表示する義務はありません。

原材料欄を見ただけでは、安全性を判断することはできないのです。

まとめ

国産、無着色、尿路疾患対策、低価格など、ビューティープロには飼い主にとって魅力的な要素が盛りだくさんです。

口コミでも、安全性が高いという意見が多く見られました。しかし穀類をたくさん使用している以上、けして安全性は高くありません。

また、公式サイトでは「プレミアムフード」として紹介している点にも疑問が残ります。

何をもってプレミアムと呼ぶか、これといった定義は設けられてはいませんが、原材料のことを考慮すれば、プレミアムの本来の意味である「上質」とは大きくかけ離れているように感じます。

安くて安全な材料が使われているフードがあれば一番いいのですが、残念ながら価格と安全性はある程度反比例します。

原材料の先頭に穀類が表示されていて、尚且つ安価で売られているフードは危険性があり、将来的に病気に罹るリスクも高まります。

健康を気遣うのであれば、使用されている穀類の量に注意することが重要です。

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