Cランク

キャラットミックスは安全な猫餌?原材料と評判をチェック

投稿日:2017年6月22日 更新日:

キャラットミックスは安全な猫餌?原材料と評判をチェック

「キャラットミックス」はスーパーやホームセンターなど、どこでも購入しやすいキャットフードです。

猫を飼っている人なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

「比較的安く手に入り、しかも健康にも良さそう」という飼い主のニーズを満たしているため、長年このフードだけを与えている人も多いようです。

確かに商品パッケージの「FLUT」や「グルコサミン」といった文字に興味は惹かれますが、本当に猫の健康を考えてつくられているのでしょうか?

「キャラットミックス」の原材料やリアルな口コミから、その安全性をチェックしてみましょう。

キャラットミックスの評価

キャラットミックスの当サイトの評価はCランクです。

評価の理由について、材料から安全性を見極めるで解説しています。

製造元の日清ペットフードとは

キャラットミックスを製造している「日清ペットフード」は、小麦粉やスパゲティなどでお馴染みの「日清製粉」のグループ会社として1970年に設立されました。

混同されがちですが、カップヌードルの「日清食品」とは関係ありません。

犬、猫、小動物などのペットフード全般を手掛けており、キャットフードでは「懐石」や「ジェーピースタイル」なども扱っています。

キャラットミックスに限らず日清ペットフードが手掛けるフードは全て、神奈川県にある鶴見工場で製造されています。

また「EQセンター」という自社の検査機関を設け、原材料の残留農薬や栄養バランスについて確認しています。

新製品の開発時だけでなく、発売後も定期的にモニタリング検査することで安全確保に努めています。

人間の食品と同レベルの分析ができるのは、食品メーカーならではの強みですね。

キャラットミックスの特徴

  • 自社の工場と検査機関で安全管理
  • 穀類を主原料として使用
  • 謎が多い肉類と油脂類
  • タンパク質の量が少ない
  • 無駄に多い着色料
キャラットミックスは、3つの異なる味が一度に楽しめる総合栄養食です。

独自技術の「微粉砕原料」という製法で、原料を通常の約1/3まで細かくすり潰しているため、消化吸収率を高めると同時にサクサクとした食感に仕上げています。

強い骨と筋肉を維持するミルクカルシウムにグルコサミン、免疫力UPに効果的と言われるβ-グルカン、腸内環境を改善させるオリゴ糖とハーブなどを配合しています。

さらにマグネシウムの量も調整しているため、猫下部尿路疾患にも配慮した設計です。

バリエーションや粒の形状など

キャラットミックスは全部で5種類です。

かつお味、まぐろ味、ササミ味の他に、毛玉対策用と高齢猫用があります。

それぞれパッケージが色分けされているので、間違って購入することはなさそうです。

内容量は3kg(毛玉対策と高齢猫用は2.7kg)と大袋サイズのみの展開ですが、6パックの小分けになっています。

パッケージには、酸素や光を通さないアルミ蒸着フィルムを採用することで、フードの劣化を防いでいます。

フードの粒は赤や緑などカラフルな色味で魚の形になっていたりと、見た目にもこだわってつくられています。

原材料から安全性を見極める

「かつお仕立ての味わいブレンド」をピックアップして、原材料や保証成分値を見ていきたいと思います。

穀類(とうもろこし/コーングルテンミール/小麦粉/中白糠/ホミニーフィード)/肉類(ミートミール/チキンミール/ささみパウダー)/魚介類(フィッシュミール/フィッシュパウダー/かつおパウダー/等)/油脂類(動物性油脂/月見草オイル)/大豆ミール/オリゴ糖/野菜類(キャベツパウダー/にんじんパウダー/ほうれん草パウダー/かぼちゃパウダー)/ビール酵母/ビートパルプ/β-グルカン/ミルクカルシウム/グルコサミン/ローズマリー/バジル/ミネラル類(カルシウム/リン/カリウム/ナトリウム/塩素/鉄/銅/マンガン/亜鉛/ヨウ素)/ビタミン類(A/D/E/K/B1/B2/B6/パントテン酸/ナイアシン/葉酸/コリン)/アミノ酸類(メチオニン/タウリン)/食用黄色5号/食用黄色4号/食用青色1号/食用赤色3号/食用赤色102号/酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

引用元:日清ペットフード公式サイト

水分(10.0%以下)/たんぱく質(23.4%以上)/脂質(8.1%以上)/粗繊維(4.0%以下)/灰分(9.0%以下)/食物繊維(6.4%(標準値))/マグネシウム(0.12%(標準値))/カルシウム(0.7%以上)/リン(0.6%以上)/リノール酸(0.9%以上)/タウリン(0.09%以上)
引用元:日清ペットフード公式サイト

穀類が主原料

安価なフードの特徴として挙げられる穀類ですが、キャラットミックスにも主原料として使われています。

「中白糠」という見慣れない食材がありますが、これは玄米の精製過程でできる糠です。

「ホミニーフィード」はトウモロコシを食用に加工したときの副産物で、穀類の中でもトウモロコシの割合が多くなっています。

キャラットミックスは、主にトウモロコシと小麦、糠からできていることが分かります。

トウモロコシには水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が含まれており、場合によっては便秘を悪化させることがあります。

また肉食動物の猫にとって、穀類に含まれる糖質の代謝は苦手な作業です。

少量であれば問題ないかもしれませんが、継続的に大量の穀類を食べることが、猫の体に負担をかけることは明白です。

正体不明の肉類・油脂類

次に多い原材料が、肉類、魚介類、油脂類となっています。

一見すると肉や魚をちゃんと使っているように見えますが、ここで注意したいのが「ミール」や「パウダー」といった表示です。

このように書かれているときは、可食部分をほぼ使っていません。

骨や羽、内臓、くちばしなど、肉以外の副産物と呼ばれる部位を、全部ごちゃ混ぜにしたものがミールやパウダーなのです。

価格の安さから見て、事故や病気で死んだ家畜や魚を廃肉処理(レンダリング)して利用していることも、可能性として充分に考えられます。

動物性油脂はミールやパウダーをつくるときにできるもので、いわば副産物からさらに生成された副産物です。

非常に酸化しやすいため、防腐剤などの合成添加物が大量に使われています。

これは性質上避けられないことなので、殆どの動物性油脂に当てはまります。

そして材料の段階で使用された添加物には、表示義務がないというのも恐ろしいところです。

原材料欄に酸化防止剤として「ローズマリー抽出物」とありますが、動物性油脂には使われていないと考えておいた方がいいでしょう。

何の肉なのか、どこの部位なのか、不透明であるということには、それなりの意味があるのです。

さらに言えば、魚介類の最後にある「等」の表記も気になるところです。

不充分なタンパク質の量

タンパク質の量

タンパク質は猫にとって最も重要なエネルギー源です。

筋肉や被毛をつくり、新陳代謝を促すなど、タンパク質は健康な体をつくる上で欠かすことのできない栄養素なのです。

キャラットミックスには23.4%以上含まれていますが、1日に必要な摂取量は26~30%とされています。

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定める基準の26%にも満たず、総合栄養食としてはかなり少なめです。

タンパク質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できない必須アミノ酸は、食事からでしか得ることができません。

不足すると被毛にツヤがなくなるだけでなく、筋肉が衰えたり、傷の治りが遅くなるなど、様々な症状を引き起こします。

とくに成長期の子猫の場合、発育や身体機能に大きく影響します。

タンパク質の品質

また、このタンパク質の種類も要注意です。

動物性タンパク質は消化吸収に優れ、必須アミノ酸をバランス良く含んでいるため、効率的にエネルギー変換することができます。

しかしこの原材料から見て、植物性タンパク質の方が多いことが推測できます。

アミノ酸を多く必要とする猫にとって、植物性タンパク質では必須栄養素が補いきれないのです。

じつは危険な着色料

猫は人と比べて色を見分ける能力が遥かに劣っており、とくに赤色の識別が苦手と言われています。

公式サイトに「目にも楽しい」と紹介されてる通り、キャラットミックスには5種類もの着色料が使われています。

しかし猫の食欲が色によって増進することはなく、目にも楽しいのは飼い主だけです。

「食用」と記載されていますが、いずれも石油を原料に作られたものであり、健康リスクの高い添加物でしかないのです。

中でも黄色5号、4号、赤色102号は、英サウサンプトン大学が行った研究により、摂取した子供に多動性行動が見られることが報告されています。

EU諸国では警告文の表示が義務づけられていますが、日本ではそのような決まりはありません。

また危険性が報告されていなくても、ここで使用されている着色料は科学合成されたものです。

猫にとって着色料は、百害あって一利もないということを覚えておいてください。

キャラットミックスの評判

利用している飼い主の口コミはどうでしょうか。いくつか抜粋して見ていきたいと思います。

多頭飼いなので、安価で全員が良く食べるドライフードを色々試した結果、このキャラットミックスに落ち着きました。3kgタイプですが、500gの小袋に分かれているのが気にいっています。

高級なドライフードには敵いませんが、安定して良く食べてくれます。日清の商品なので質も安心かなと思っています。

引用元:アマゾン公式

あげてすぐに便がゆるくなってしまいました。
食いつきもよくなくて前の餌に比べると半分以下になりました。
お安いからいいかなと思ったんですが残念。

引用元:アマゾン公式

このキャットフードを与えると、必ず全部もどします。消化が悪いのか体調に合わないのか、不明です。別のキャットフードでは普通に消化されますが、本キャットフードは毎回、必ずもどします。2袋も購入したので、使いきるまで2年はかかるかな?がっかりです。

引用元:アマゾン公式

多くの飼い主が、食いつきの良さと価格の安さ、そして国産であることをメリットとして挙げていました。

「日清」というブランドが、消費者の安心感を高めている根拠となっているようです。

けして安心とは言えない材料が使われているにも関わらず、「国産だから安心」という考え方が根強いことに驚きました。

また穀類が主原料となっていることもあり、嘔吐や下痢といった症状が見られるケースもあるようです。

値段が安いことは飼い主にとって魅力的ですが、その理由は必ず原材料に隠されているのです。

ところで話が変わりますが

キャラットシリーズには「5つの味」という、5種類の異なるフレーバーが分包されたバラエティパックがあります。

腎不全を患っている高齢猫を飼っていたので、療法食ばかりでは味気ないだろうと思い、「5つの味」の高齢猫用を時々食事に混ぜて与えていました。

当時は「高齢猫用」という文字だけで選んでいましたが、さらに腎臓への負担をかけていたのだろう、と今になって反省することがとても多いです。

嗜好性の低い療法食だけを与えて食べる楽しみを奪うことが、猫にとって本当に良いこととは思いません。

しかしフードの原材料について知識を得た今なら、品質の良いフードをトッピングに選びます。

キャラット以外にも、日清ペットフード社は多種多様な製品を取り揃えています。

しかしどれも穀類や炭水化物、ミール、動物性油脂などが使われており、決して高品質とは言えない内容です。

プレミアムフードとして販売されている「ジェーピースタイルゴールド」でも、原材料は多いものから順に、小麦全粒粉、チキンミール、でんぷんとなっています。

主原料国産、という点をセールスポイントとしているようですが、いくら国産であっても栄養面で悪影響が出る可能性があるなら意味がありません。

まとめ

今回キャラットミックスの評判について調査した結果、日本の食品メーカーが販売しているから安心、と考える飼い主が非常に多いことに気づきました。

「国産」や「大手企業」が、信頼に値するキーワードであることは確かです。

愛猫が毎日食べるものだからこそ、飼い主は安心感のあるフードを選んでいるのです。

まさか危険な材料が使われているとは、露ほども疑っていません。

人間用の食品には厳しいガイドラインを設ける日本ですが、ペットフードに関してはの規制は緩く、そういった意味で日本はまだまだペットフード後進国なのです。

肉食動物である猫が毎日、トウモロコシや小麦粉などを主食としたとき、体に良いことなど何一つないことは明らかです。

着色料も必要ありません。

公式サイトでは「ジェーピースタイルには着色料不使用」と安全性の高さをアピールしていますが、言いかえれば、着色料を使っているキャラットミックスは安全ではない、と暗に認めていることにも繋がります。

猫に不必要な穀類や添加物を使う理由、それはコスト削減に他ならないのです。

キャッチコピーやブランド、見た目などで直感的に選んではいけません。

原材料の知識を持つことで、賢くキャットフードを選びましょう。

人気の記事

おすすめのキャットフード

オススメのキャットフードランキング

当サイトで実際に試してみたキャットフードのおすすめランキングです。

フード選びに困ったらぜひ参考にしてみてくださいね。

キャットフードの一覧

キャットフードの全一覧ランキング

日本国内で購入が出来るキャットフードを一覧にしてS・A・B・Cにワンク分けしました。

※随時更新中

【獣医の卵が教える】キャットフードの選び方

キャットフードの選び方

獣医の卵が正しいキャットフードの選び方を解説します。

  1. タンパク質(アミノ酸)
  2. 脂肪(脂肪酸)
  3. 炭水化物
  4. ビタミン
  5. ミネラル

あなたが選んでいるフードに入っていますか?必須の栄養素!

-Cランク

Copyright© キャットフードのABC , 2018 All Rights Reserved.