ネコの飼い方・病気

猫が下痢をしている?考えられる原因と対処方法

投稿日:2016年8月19日 更新日:

猫が下痢をしている?!考えられる原因と対処方法。
猫が下痢をしている!

突然下痢を起こしていると、飼い主さんはびっくりしてしまうかもしれません。

そんなときにできるお家での対処方法と、考えられる原因の特定方法をお教えします!

下痢とは?

様々な原因により

・水、電解質、食物の吸収不良または分泌不良の状態
・水分の多い多量の便を排出する状態

を言います。

下痢の分類

下痢はその重症度や、起こっている部位によっておおまかに分類ができます。

重症度や下痢を起こしている部位によって対処方法が違いますので、どんな症状が起こっているのか見極めてあげてください。

期間と重症度

甚急性:数時間で悪化する、生命の危険度が高い状態

急性:数日続く、生命の危険性は比較的低い

慢性:3週間以上続く、生命の危険度は低い

甚急性の場合は直ちに処置しないと命に関わります。

突然下痢を起こし、水のような水様性の下痢であると特に危険です。

みるみる体力の低下と脱水症状をおこしてしまいますのですぐに病院へ連れて行きましょう。

部位による分類

下痢を起こしている部分は、主に2つに分けられます。

・小腸
・大腸
・広汎性(小腸大腸の両方)

以下の表に当てはめてどちらの部位で起こっている下痢なのか、鑑別してみてください!
*広汎性であると両方の症状がみられるので鑑別は難しいです。

猫が下痢をしている?!考えられる原因と対処方法。

下痢の原因になるもの

・小腸の下痢
アレルギー、炎症、寄生虫、ウイルスや最近感染
消化管以外の疾患(膵臓の疾患や肝疾患など)、腸管の疾患(リンパ管拡張症、肥満細胞腫など)
異物、薬物毒物、消化管運動の異常亢進、心因性、餌の変更など様々

・大腸の下痢
膵臓の疾患、肝臓の疾患
消化管以外の疾患(内分泌疾患、腎臓疾患、敗血症、腹膜炎など)
薬物毒物、食物、大腸炎など大腸疾患、小腸性下痢に続発して起こるものなど様々

なかなか鑑別が難しいのですが、まずは消化管以外の原因を排除するところから始めます。

Check Point

原因を特定するには、少しずつ原因を潰していきます。

多くの獣医師はこんなところをみて病気を鑑別していきますので、飼い主さんも考えてみてくださいね。

1.急性or慢性
2.小腸性下痢or大腸性下痢
3.食事内容(食事の変更、盗食、異食、過食、おやつ)
4.異物や薬物、毒物の摂取の可能性
5.下痢以外の症状の有無(食欲低下や嘔吐、体重減少など)
6.寄生虫やウイルス、細菌感染の可能性。ワクチン接種歴の有無。
7.消化管以外の疾患の排除

病院へ行ってとても大切なのは、患者さんからの情報です。

問診の際は詳しく状況を伝えて貰えると、獣医師も適切な診断を下せます。

下痢の際の対処方法

あまりに便が水のような水様下痢の場合、脱水を起こさないようにとお水を飲ませるとさらに下痢が悪化する場合があります。

その為、脱水を起こさないように皮下・静脈点滴の必要がありますので早急に病院に連れて行く必要があります。

少し緩めの下痢をして猫ちゃんが元気な場合は、一食分だけごはんやお水を抜い
て病院へ行くのも良いです。

ただし他の疾患がない場合に限りますので、判断は少し難しいところです。

かかりつけの病院に判断を仰いで、早めに病院へ連れて行きましょう。

お悩みに多い、フードが原因の下痢

よく「フードを変えたら下痢をした」というお悩みを伺うことがあります。

愛猫の為に品質の良いプレミアムフードに変えたいのに、下痢をしてしまっては元も子もありません。

フードを切り替える際には少し工夫が必要です。

少しずつ変えましょう

プレミアムフードの場合、原材料の品質が良いので今までのフードよりも脂質が多く含まれている事が多いです。

そのため、急にフードを変更してしまうと脂分を分解出来ずに下痢を起こしてしまいます。

私達も脂分の多いものを食べ過ぎると下痢をしてしまいますよね。

今までのほんの一割程度から、それでも下痢をしてしまう場合は1粒から、今までのフードに混ぜて徐々に変更してあげましょう。

体質に合うものを選びましょう

そのフードを混ぜても下痢が治らない場合、もしかして鴨肉や鶏肉など特定の原材料が体質に合わないのかもしれません。

プレミアムフードでも原材料は様々です。

脂質が少なめなものもありますので、体質にあったフードを見つけてあげて下さい。

まとめ

  • 下痢の原因は様々。命に関わる下痢は即治療
  • 原因特定は鑑別が大切
  • 飼い主さんしかわからない情報もある、問診は詳しく伝える
  • フードを変えるときは少しづつ
  • プレミアムフードは脂質が多め
  • 下痢が続く場合は、材料が合わないという原因も

下痢の原因は様々です。命に係る場合もありますし、それぞれの原因にあった対処法が必要です。

長引く下痢は、一度専門科の受診もおすすめします。

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