キャットフードの選び方

キャットフードの選び方【獣医の卵が教える】

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キャットフードの選び方【獣医の卵が教える】

皆さんは、愛猫のキャットフードをどのように選んでいますか?

値段、販売メーカー、味、原材料の品質、獣医師のおススメ、病気なので療法食など、選ぶ基準は様々だと思います。

今回は「キャットフードの選び方」と「猫に必要な栄養素」について解説したいと思います。

選ぶ基準は主にヒトと同じ

選ぶ基準は主にヒトと同じ

スーパーで自分自身のご飯を選ぶとき、主に選ぶ基準は、

  1. 素材の産地
  2. 鮮度と品質
  3. 栄養成分のあるなし

を基準に選ぶと思います。

健康を保つための猫用フードを選ぶときも、この基準はあまり変わりません。

「人工添加物たっぷりの食事」や「鮮度の悪い材料を使った料理」はあなたも食べたくはないですよね。

愛猫も同じで、品質の悪いキャットフードを与えると嗜好性は下がってしまい、食いつきが悪くなります。

健康の為を考えるならば「原料の産地」「鮮度と品質」「栄養」を基準にキャットフードを選びましょう。

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キャットフードの分類

キャットフードの選び方

キャットフードは、主に「総合栄養食」「一般食」「療法食」に分けられます。

総合栄養食

「総合栄養食」とは、そのフードと水を与えていれば猫に必要な栄養素が全て摂取でき、健康を維持できるというフードです。

一般食

「一般食」は、それだけでは一日に必要な栄養は摂取出来ません。

主に、おやつや間食、食事のトッピングのような位置づけです。

療法食

「療法食」とは、病気持ちの猫の為の食事です。

その病気に合った配合で栄養素が含まれています。

猫の場合尿路系の疾患にかかりやすく、尿路系疾患は「ミネラル」や「pH」などのバランス調節が治療に必須です。

※療法食はあまりおいしくない場合が多いようで、たいていの猫ちゃんは食べたがらない事が多いです。健康なうちから少しずつ色々な食事を食べさせて慣らしていきましょう。

猫に必須な栄養素

猫に必須な栄養素

猫に必須な栄養素を解説します。

①タンパク質(アミノ酸)

本来完全肉食の猫にとって、動物性タンパク質は必要なものです。

猫に特に必須なものはアミノ酸の中でも「タウリン」で、猫は体内で合成できない為食事で摂取しなくてはなりません。

タウリンが欠乏すると、失明や心筋症などを引き起こすリスクがとても高まります。

②脂肪(脂肪酸)

猫のエネルギー源として脂肪は重要です。

ヒトは脂肪を摂取することを嫌がりますが、ある程度の脂肪分の摂取は健康の為に必要です。

脂肪にはさまざまな種類がありますが、リノール酸やアラキドン酸といった脂肪酸は猫の体内で作ることができません。

ですので、これらの脂肪酸は食事からとる必要があります。

③炭水化物

猫はヒトの様に炭水化物の消化能力が高くないので、たくさんの炭水化物は必要ではありません。

しかし脳の活動の為にある程度の少量の炭水化物摂取は必要です。

④ビタミン

猫はヒトと違って体内でビタミンC、ビタミンKを合成できます。

しかしビタミンA、B1、B2、B6、Dなどは作ることはできません。

ですので、多くのペットフードには合成できないビタミン類がバランスよく配合されていることが多いです。

⑤ミネラル

猫もヒトと同様に、カルシウムやカリウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが必要です。

ミネラル類は身体の生理機能を正常に保つために必要ですが、猫の場合ミネラルが過剰になると、尿路結石になりやすくなります。

尿路結石は、ミネラル分を調節したドライフードを与えたり、水をよく飲ませるように工夫したり、ウエットタイプのキャットフードを与えることで予防できます。

大手販売メーカーの製品は安くて人気?栄養価は?

キャットフードの選び方

大手メーカーは大衆向けに安い商品を大量に作っています。

そのフードだけ食べさせていれば、ある程度の健康を保てる量の栄養成分を含んでおり、保存期間も長い為、大きいサイズのモノを購入すれば買い直しをする手間が省けて飼い主はとっても楽です。

しかし、そんなフードには

  • 保存期間を長くするための保存料
  • 嗜好性を高めるための人工添加物

がたくさん含まれています。

安く大量に生産するためには、原材料は「とりあえず安いもの」を使用しています。

完全肉食である猫の食事(キャットフード)は肉を多く使用しなくてはなりません。

ですが、肉を多く使うとコストが高くなるので、かさ増しをするために「猫には消化し辛い穀物類(小麦や大豆カスなど)」が添加されることもあります。

これらの穀物は、本来猫は食べないものですので消化管に負担がかかります。

また食物アレルギーを発症しやすい食品であるので、アレルギー原因にもなる可能性があります。

キャットフードを選ぶ際に「安い」だけの理由で選ぶことはしないで、パッケージの裏面にある「原料」と「成分表」を見るよう心がけましょう。

気をつけたいキャットフードの原材料4種類

キャットフードの選択が健康につながる

ひと昔前では、猫は外飼いの野良猫の様な猫が多く、栄養バランスの考えられたご飯や現在の様な予防医療がなかったため、平均寿命は7・8才程度でした。

しかし近年は医療の発達やペット用のフードの質の向上により、どんどん寿命が延びています。

最近では20歳を過ぎても元気な猫ちゃんを見ることも多くなってきました。

病気にならないように、長生きしてくれるように飼い主が一番に気を付けることができるのは「定期的な病院での健康診断」と「最適なフードの選択」です。

ヒトと同じく、健康的に生活するにはその基盤としての食事が大切です。

まとめ

  • キャットフードが猫の健康に直結
  • キャットフードの分類をきちんと理解して与えましょう
  • 猫に必須な栄養素を満遍なく与える必要あり
  • 「食べてくれるモノ」が前提なので、嗜好性も加味する
  • 選ぶ基準は主にヒトと同じ。自分のご飯を選ぶように選んであげましょう

病気の原因になり得るものを、わざわざあげようという飼い主さんはいないはずです。

猫が病気をせずに長生きしてくれるためのキャットフードを選ぶのは、思った以上に労力が必要であると思います。

飼い主さんがキャットフードを値段だけで選ばず、きちんと品質や製造過程、そのキャットフードの特徴を知って吟味してあげましょう!!

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【獣医の卵が教える】キャットフードの選び方

キャットフードの選び方

獣医の卵が正しいキャットフードの選び方を解説します。

  1. タンパク質(アミノ酸)
  2. 脂肪(脂肪酸)
  3. 炭水化物
  4. ビタミン
  5. ミネラル

あなたが選んでいるフードに入っていますか?必須の栄養素!

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