ネコの飼い方・病気

尿結石症の原因と予防法。ストルバイト結石に良いフードは?

投稿日:2019年2月10日 更新日:

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

管理人
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猫ちゃんの尿路結石とは、腎臓・膀胱・尿道に結石ができてしまう病気です。

石が大きくなると痛みを伴ったり、尿路を塞いでしまい尿が排泄できなくなる尿道閉塞を起こしたり、腎臓の機能を障害したりしてしまい、命に関わる病気です。

猫ちゃんは泌尿器疾患にかかる子が多いとされており、尿石症も予防が大切です。

今回はそんな尿石症について詳しく解説したいと思います!

尿結石とは?

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

尿石には様々な種類がある!

管理人
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実は一概に尿石と言っても、原因が異なるいくつかの種類に分けられます。

小動物で問題になる尿石は、主に次に挙げられるものです。

・ストルバイト尿石(リン酸アンモニウムマグネシウム)
・シュウ酸カルシウム尿石(カルシウムオキサレイト)
・尿酸アンモニウム尿石(プリン体)
・複合尿石/混合尿石(いくつかの尿石が殻をなすように/混ざって出来ている。)
・その他稀なもの(キサンチン尿石・シスチン尿石など)

しかし、このなかでも、猫ちゃんに多い尿路結石は、

  • ストルバイト結石
  • シュウ酸カルシウム結石

の2つになります。

参考:ヒルズ公式「猫の尿路疾患|猫下部尿路疾患とはどのような病気ですか?」

尿結石の初期症状は?

  • トイレに頻繁に行くのにおしっこの量が少ない
  • 排尿時に痛そうに鳴いている
  • 血尿
  • 粗相(トイレ以外でのおしっこ)

このような膀胱炎の症状が見られたら、尿路結石の可能性があります。

シートや砂についたおしっこがキラキラと光って見えることもあります。

尿結石の症状は、出来る場所によって違います。

尿結石は、出来た場所によって症状が違います。

膀胱はっきりとわかる症状がなく、症状が進行してからレントゲン検査で発見される場合もありますので、定期的な健康診断が必要でしょう。

腎臓や、腎臓から膀胱までをつなぐ尿管、膀胱内、膀胱からの排泄路である尿道に至るまで、全ての場所に出来る可能性があります。

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尿結石のできる原因

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

管理人
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尿結石はできた石によって原因や予防法も異なります。

尿結石が出来てしまう原因(要因)としては、以下のものが挙げられます。

1.尿の塩濃度上昇、pH変化、及び尿の滞留時間
2.食物中の無機質濃度の不均衡
3.尿石核の存在
4.尿路感染症

これらがあると、尿結石になりやすくなってしまうというわけです。

それぞれについて簡単に解説しましょう。

1.尿の塩濃度上昇、pH変化、及び尿の滞留時間

尿中の塩分濃度は、多くは脱水や飲水量の変化で起こります。あまり水分摂取をしない猫ちゃんは、冬などは特に飲水量が減ってしまい気づかないうちに脱水状態になっている場合もあります。

pHの変化は、体調の変化などでも起こります。

尿は本来ある程度溜まると排出することで、膀胱内での細菌の増殖などを防いでいます。

しかし排尿障害をきたす病気(ストレスや膀胱炎など)や、先天的な尿路の奇形など様々な理由で膀胱内に尿を貯めておく時間が長いと、尿結石ができやすくなってしまうのです。

2.食物中の無機質濃度の不均衡

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

食物中にミネラル分が多いと尿中にたくさん排泄されます。均一状態であれば問題はないのですが、尿中のミネラル分のバランスが悪くなった時に尿結石になりやすくなります。

3.尿石核の存在

尿石核とは、膀胱内の細胞が炎症などで脱落したり出血することで、尿結石の元となってしまうことです。

元となる物体があると、その周りに結晶があつまりやすくなります。

4.尿路感染症

尿路感染症(膀胱炎など)があると、体や尿のバランスが崩れて尿結石ができやすくなります。

尿結石の予防法、治療

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

尿結石の予防法はまず、要因となるものを排除することです。

尿路感染症がある場合は、その治療をすぐに行います。

また結石によっては、食べ物を変えることで結石が溶けたり、予防法になるものもあります。※発生機序が未だわかっていなかったり、外科的に取り除かないといけないものもあります。

食べ物で予防&治療!ストルバイト結石

ストルバイト結石とは?

ストラバイト結石は若いオス猫に多発しがちな尿結石です。

アンモニウムとマグネシウムが固まってできたもので、尿がアルカリ性に傾くと形成されます。

この結石は食事療法で溶けてなくなってくれることも多い尿結石です。

ストルバイト結石の予防は食事でできる

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

この結石になる猫ちゃんは、食事に工夫が必要です。

食後2、3時間はアルカリ尿になりやすいので、猫の食事の時には水道水を良く飲ませるようにしましょう。

また、酸性尿に傾く様なフードを使用することがオススメといえます。

主に、タンパク質・リン・マグネシウムの摂取量を制限しましょう。

※成長期の猫ちゃんはタンパク質制限は成長期が終わってからにしてくださいね。

原因不明?!シュウ酸カルシウム結石

シュウ酸カルシウム結石とは?

シュウ酸カルシウム結石は、7歳以上の高齢猫がなりやすい結石です。

この結石は食事で溶かすことのできるストルバイトと違い、一度なってしまうと、最悪の場合手術で取り除かなければならない厄介な結石です。

尿が酸性に傾くことでシュウ酸カルシウム結石ができやすくなります。

シュウ酸カルシウム結石の原因と予防法

シュウ酸カルシウム結石の原因は、マグネシウムの制限、カルシウム・マグネシウムの過剰摂取、ビタミンB6不足、酸性尿などです。

つまり、ストルバイト結晶に配慮した尿を酸性にするフードを食べ続けていると、高齢になってシュウ酸カルシウム結石になってしまった、ということも考えられます。

有効な予防法としては、尿の量を増やし、尿中のミネラル濃度を低くすることが挙げられます。

特に若い頃ストルバイト結石になったことのある猫ちゃんには注意が必要ですよ!

どんなフードがおススメ?

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、ストルバイト結石に良いフードは?

管理人
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バランス良くミネラルが配合されているフードをオススメします。

尿結石の予防を行うという意味ではミネラルバランスが偏ると尿結石は発生しやすくなります。

その為、バランス良くミネラルが配合されているフードが良いでしょう。

最適なバランスは、カルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1:0.08と言われています。

また、尿路感染症になると、尿結石にもなりやすくなります。

免疫力を高める為に普段の健康管理は重要ですし、身体に良いものを配合されたフードを与えるのはとても大切です。

参考:ロイヤルカナン公式「2つの尿路結石予防のために適切なフードを与えられているか、改めて確認してみませんか?」

まとめ

  • 尿結石には様々な種類が。モノによって対応が変わります!
  • 尿結石の予防は、まず要因をなくしましょう。
  • 食事で溶ける結石と、溶けない結石が。食事療法はどちらも大事。

尿結石は一度出来てしまうとそれ以降もできやすい子が多い病気です。

一見痛いくらいで健康に支障はない?と思われがちですが、限界まで我慢をしてしまい症状を訴えられない動物にとって命に関わる病気でもあります。

食事管理がとても重要な病気ですので、普段から好き嫌いをさせないようにきちんとした食事管理をしてあげてください。

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