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猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、良いフードは?

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猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、良いフードは?

みなさんは尿結石症をご存じでしょうか??

ヒトもかかる病気で泌尿器疾患に含まれ、腎臓や膀胱、尿道などに石ができてしまう病気です。

石がどんどん大きくなると場所によっては痛みを伴いますし、尿路を塞いでしまい尿が排泄できなくなる尿道閉塞を起こしたり、腎臓の機能を障害したりしてしまい命に関わる病気です。

猫ちゃんは泌尿器疾患にかかる子が多いとされており、尿石症も予防が大切です。

今回はそんな尿石症について詳しく解説したいとおもいます!

尿結石とは?

尿石には様々な種類がある!

管理人
実は一概に尿石と言っても、原因が異なるいくつかの種類に分けられます。

小動物で問題になる尿石は、主に次に挙げられるものです。

・ストラバイト尿石(リン酸アンモニウムマグネシウム)
・シュウ酸カルシウム尿石(カルシウムオキサレイト)
・尿酸アンモニウム尿石(プリン体)
・複合尿石/混合尿石(いくつかの尿石が殻をなすように/混ざって出来ている。)
・その他稀なもの(キサンチン尿石・シスチン尿石など)

このなかでも、猫に多いのは85%近くがシュウ酸カルシウム結石で、残り12%がストラバイト結石、3%ほどが複合結石であるという研究発表がなされています。(2010年日本獣医腎泌尿器会誌より)

尿結石の症状は、出来る場所によって違います。

尿結石は、出来た場所によって症状が違います。

はっきりとわかる症状がなく、症状が進行してからレントゲン検査で発見される場合もありますので、定期的な健康診断が必要でしょう。

腎臓や、腎臓から膀胱までをつなぐ尿管、膀胱内、膀胱からの排泄路である尿道に至るまで、全ての場所に出来る可能性があります。

尿結石のできる原因

管理人
尿結石はできた石によって組成が異なり、原因や予防法も異なります。

尿結石が出来てしまう原因(要因)としては、以下のものが挙げられます。

1.尿の塩濃度上昇、pH変化、及び尿の滞留時間
2.食物中の無機質濃度の不均衡
3.尿石核の存在
4.尿路感染症

これらがあると、尿結石になりやすくなってしまうというわけです。

それぞれについて簡単に解説しましょう。

1.尿の塩濃度上昇、pH変化、及び尿の滞留時間

尿中の塩分濃度は、多くは脱水や飲水量の変化で起こります。あまり水分摂取をしない猫は、冬などは特に飲水量が減ってしまい気づかないうちに脱水状態になっている場合もあります。

pHの変化は、体調の変化などでも起こります。

尿は本来ある程度溜まると排出することで、膀胱内での細菌の増殖などを防いでいます。

しかし排尿障害をきたす病気(ストレスや膀胱炎など)や、先天的な尿路の奇形など様々な理由で膀胱内に尿を貯めておく時間が長いと、尿結石ができやすくなってしまうのです。

2.食物中の無機質濃度の不均衡

食物中にミネラル分が多いと尿中にたくさん排泄されます。均一状態であれば問題はないのですが、尿中のミネラル分のバランスが悪くなった時に尿結石になりやすくなります。

3.尿石核の存在

尿石核とは、膀胱内の細胞が炎症などで脱落したり出血することで、尿結石の元となってしまうことです。

元となる物体があると、その周りに結晶があつまりやすくなります。

4.尿路感染症

尿路感染症(膀胱炎など)があると、体や尿のバランスが崩れて尿結石ができやすくなります。

尿結石の予防法、治療

猫が血尿を出す尿石症。原因と予防法、良いフードは?

尿結石の予防法はまず、要因となるものを排除することです。尿路感染症がある場合は、その治療をすぐに行います。

また結石によっては、食べ物を変えることで結石が溶けたり、予防法になるものもあります。※発生機序が未だわかっていなかったり、外科的に取り除かないといけないものもあります。

食べ物で予防&治療!ストラバイト結石

ストラバイト結石は若い動物に多発しがちな尿結石です。

アンモニウムとマグネシウムが固まってできたもので、アルカリ尿になるとよく形成されます。この結石は食事療法で溶けてなくなってくれることも多い尿結石です。

よくこの結石になる猫は、食事に工夫が必要です。食後2-3時間はアルカリ尿になりやすいので、猫の食事の時には水道水を良く飲ませるようにしましょう。

また、酸性尿に傾く様なフードを使用することがオススメといえます。

主に、タンパク質・リン・マグネシウムの摂取量を制限しましょう。※成長期の猫ちゃんはタンパク質制限は成長期が終わってからにしてくださいね。

原因不明?!シュウ酸カルシウム結石

この結石は小さいものが多く、メスよりオスのほうがなりやすい結石です。

この結石が出来るメカニズムはまだ解明されておらず、尿を計るとカルシウムが高いということはわかっています。

食事療法では溶けない石であるので、詰まってしまった場合は外科的に摘出することが必要です。

発生する理由がまだよくわかっていないので、明確な予防法がないのですが、炭水化物を多く摂取するとカルシウムの吸収を高めてしまうという研究結果が出ていますので、炭水化物量を少し少なくすることも考えられます。

また、酸性尿になるとシュウ酸カルシウム結石ができやすいので、アルカリ尿に傾くような食事を与えると良いとされています。※アルカリ尿になるとストラバイト結石ができやすくなりますが、ストラバイトは食事療法で溶けるのでそちらのほうがマシです。

どんなフードがおススメ?

管理人
バランス良くミネラルが配合されているフードをオススメします。

尿結石の予防を行うという意味ではミネラルバランスが偏ると尿結石は発生しやすくなります。

その為、バランス良くミネラルが配合されているフードが良いでしょう。

また、尿路感染症になると、尿結石にもなりやすくなります。

免疫力を高める為に普段の健康管理は重要ですし、身体に良いものを配合されたフードを与えるのはとても大切です。

まとめ

  • 尿結石には様々な種類が。モノによって対応が変わります!
  • 尿結石の予防は、まず要因をなくしましょう。
  • 食事で溶ける結石と、溶けない結石が。食事療法はどちらも大事。

尿結石は一度出来てしまうとそれ以降もできやすい子が多い病気です。

一見痛いくらいで健康に支障はない?と思われがちですが、限界まで我慢をしてしまい症状を訴えられない動物にとって命に関わる病気でもあります。

食事管理がとても重要な病気ですので、普段から好き嫌いをさせないようにきちんとした食事管理をしてあげてください。

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